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2018.11.14

執筆者の写真: karugamokarugamo

今日の朝はとても冷え込んでいましたね。

寒くなると、布団から出るまでに時間がかかったりしませんか???

急に寒くなる事で、体調を崩してしまう方もいると思います。

身体が冷えないように、なるべく温かい物を食べたり、飲んだりするようにしましょう(^O^)/

さて、今日は『衝動』についてお話したいと思います。

発達障害の一つである、ADHD(注意欠如多動性障害)。

ADHD当事者の多くは『衝動』に悩まされています。

例えば、道路を横断する際に車が来ているにもかかわらず気になる物に向って飛び出してしまう、何かをされたわけではないのに髪の毛を見ると引っ張ってしまう、お金の事を気にせずカードで買い物をしてしまうなども、衝動の一つかもしれませんね。

私自身も、保育園に登園中、母親が乗る自転車の後ろに座っていたのですが、保育園に行きたくない気持ちが強く、危ないとわかっていながらも、走行中に自転車から飛び降りた事があります…(;^ω^)

案の定、足を怪我しましたが、飛び降りた際に自転車ごと母親も転倒して怪我をさせてしまいました…。

こうなるだろう、という事はわかっているのに、行動を止める事が出来なかったんです。

周りの人からすれば、「なんでそんなことするの!」って感じですよね。

でも、自分でも「なんでこんなことしたんだろう…なんでっ!」と自分自身に聞きたい位なんです(´;ω;`)

4才頃の話ですが、今でも鮮明に覚えています。怪我した母親を見て、自分を責めました。反省もしました。でも素直に「ごめんなさい」が言えなかったんです。それもまた自分を責めました。

こんな事が生活の中でよくあるんですよね…

その度、自分自身の行動にビックリなんです。

説明しても、「また言い訳してる」と思われているっていう事もわかっています。表情を見れば呆れられているという事もすぐにわかります。

自分でも自分の行動を止める事が出来ない、気づいたらこんな行動をとってしまっていた。それなのに、周りから厳しく叱責されるのは、とても辛いです。

『衝動』に悩まされている子(人)はたくさんいる、という事を理解していただければ、と思います。

危険な行動に対しては、注意する事ももちろん大切ですが、注意の際は怒らず、「こうしたら良かったんじゃない?」など正しい方法を一緒に確認するような声かけをしてもらえればと思います。

また、衝動的な行動直後は、本人も気持ちが混乱している可能性がある為、本人の様子を見て落ち着いた頃に優しく声をかけるといいかなぁ~と思います。

最近は、支援学校や支援級、通級の子に限らず通常学級で生活している子の中にも、同じような辛い思いをしている子がいると思うんです。私もずっと通常級で生活してきてましたが、思い返してみると、衝動的な行動をする友だち、何人かいたなぁ~と。私も含めですけど(;^ω^)

『衝動』は自分の意志で行っている行動ではないという事、本人が一番辛いという事を、周囲の大人が理解してあげる事が大切だと思います。

私たちスタッフも、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、支援をしていきたいと思います!


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